時代が求めた低燃費車、インサイト
もともと今年発売された新型インサイトは二代目にあたるもので、初代は燃費の良さを追求していたのですが、売れ行きが振るわずしばらくして販売中止になった車でした。
これは消費者が求めているものと、メーカーが作ろうとしたものにズレがあったために起こったことだと思います。実際に今からちょうど10年ほど前に現在の車と比べても、それほど変わらないほどの燃費の良さを初代インサイトは実現していたのです。
しかし10年前といえば丁度不景気から脱却し日本の景気が良くなりつつある時期でした。初代はまだハイブリッドカーとして発展途上だったためか2人しか乗ることもできず、徐々に良くなる景気の中では他の大勢で乗れる車の方が人気があったように思います。
その点現在はどうでしょうか。世界的な不況はもう少し続きそうですし、高速道路の料金が安くなりました。車での遠出がしやすくなったわけですが、そうなると気になってくるのが燃費ではないでしょうか。
つまり、多くの方が求めているのは低価格で燃費の良い車になると思います。このような時代背景もあり、ホンダのインサイトは好調な売れ行きを見せているのだと思います。
ホンダは、4月における月間販売数の1位と2位を獲得しています。1位をとったのは燃費の良さに定評のあるインサイトです。すでに月間販売目標である月に5000台という目標を達成し、今も直人気に拍車がかかっているような状況です。
この調子が今後も続いていくのかはライバル車であるトヨタのプリウスの動向もありますので不明ではありますが、インサイトのように燃費の良い車に人気が集まってくることはまだしばらく続いていくのではないかと思います。
ホンダのこだわったもの
ハイブリッドカーとして異例の人気を見せているホンダのインサイトは、燃費に関して優れているということが人気の秘密だと言われています。
しかし、燃費が良いだけでインサイトが売れているのでしょうか。もともとホンダの車というのは非常にシンプルな車だと言われています。いわゆる良く止まる、良く走る、良く曲がるというのがホンダの車に乗っている方の多くの感想です。
これだけ聞くとパーフェクトなように思うかもしれませんが、内装などに関して他のメーカーに一歩譲るところがあるという面も言われていますから、やはりメーカー毎にそういった特色があるのかもしれません。
車というのは乗り物ですから、いかにきちんと乗客や運転手を目的地に運ぶかということを考えれば、ホンダの車は良くできているといえるでしょう。
これもホンダの技術に対する真面目な姿勢が、生み出しているのではないかと思います。インサイトはこのホンダの特徴を良く表している車だと言われています。
